2017/07/07 21:43

こんばんは。

こちらのサイト「Sameyokashi(さめよかし)」は、音源の通販の為に作らせていただきましたが、文章も掲載できるということで不定期ではございますが、少しブログを始めさせていただくことに致しました。

「About」の頁にも書かせていただいておりますが、さめよかしという言葉は、下記のルバイヤートという詩、竹友藻風という方の日本語訳から拝借しております。

この本(マール社から出版された、ルバイヤート)には、日本語の翻訳だけでなく、19世紀のイギリス詩人フィッツジェラルドの英訳も同じページに記されているのですが、昔の日本語の言葉、その響きが特別美しく。響きに惹かれながらも声に出して読むのが最初は、なかなか難しかったことが思い出されます。

さめよかしという言葉は、この本を手にした時に初めてお目にかかりました言葉で
呪文のように、何かあるごとに呟いてしまうのです。

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さめよかし。かなた東の丘越えて、
日は星のつどひを夜よりやらひたり。
上りゆく天の原より、ひやうと射て、
サルタンの櫓を射てり、光の矢。

「ルバイヤート(竹友藻風訳)」 より

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さて、今週はいかが過ごされましたでしょうか。
週末、素敵な語り手からお話をひとつお届け致します。
香りに纏わるお話です。


皆様、良い夜をお過ごし下さい。
そして、素敵な朝が迎えられますよう...。

ゆや